変則用言
ㅂ変則活用
- ○語幹末のパッチムが「ㅂ」の場合、語幹から「ㅂ」をとって「워요」をつける
語幹-ㅂ+워요
- 굽다(焼く) → 구워요
- 눕다(横たわる) → 누워요
- 깁다(繕う) → 기워요
- 가깝다(近い) → 가까워요
- 고맙다(ありがたい) → 고마워요
- 괴롭다(つらい) → 괴로워요
- 더럽다(汚い) → 더러워요
- 맵다(辛い) → 매워요
- 무겁다(重い) → 무거워요
- 가볍다(軽い) → 가벼워요
- 밉다(憎い) → 미워요
- 쉽다(易しい) → 쉬워요
- 어렵다(難しい) → 어려워요
- 덥다(暑い) → 더워요
- 춥다(寒い) → 추워요
- ○語幹末が陽母音で終わっている用言のうち、以下の活用はこのふたつのみ。
語幹-ㅂ+와요
- 돕다(助ける) → 도와요
- 곱다(きれいだ) → 고와요
- 規則的な活用をするもののほうがむしろ少ないので、こちらを例外として覚えておくほうがよい。
語幹+ㅏ요/ㅓ요
- 좁다(狭い) → 좁아요
- 굽다(曲がっている) → 굽어요
- 수줍다(内気だ) → 수줍어요
- 꼽다(指折り数える) → 꼽아요
- 뽑다(選ぶ) → 뽑아요
- 잡다(つかむ) → 잡아요
- 씹다(噛む) → 씹어요
- 업다(背負う) → 업어요
- 접다(折りたたむ) → 접어요
- 집다(つまむ) → 집어요
ㅎ変則活用
- ○語幹が「ㅎ」で終わる形容詞のほとんどが不規則な活用をする。語幹末のパッチム「ㅎ」が落ち、母音と「ㅏ/ㅓ」が一緒になって「ㅐ」となる。
語幹-ㅎ-母音+ㅐ요
- 빨갛다(赤い) → 빨개요
- 파랗다(青い) → 파래요
- 노랗다(黄色い) → 노래요
- 하얗다(白い) → 하애요
- 까맣다(黒い) → 까매요
- 이렇다(こうだ) → 이래요
- 그렇다(そうだ) → 그래요
- 저렇다(ああだ) → 저래요
- 어떻다(どうだ) → 어때요
- 커다랗다(とても大きい) → 커다래요
- 기다랗다(とても長い) → 기다개요
- 동그랗다(丸い) → 동그개요
- 부옇다(白く濁っている) → 부얘요
- 規則的な活用をする形容詞はひとつだけ。
- 動詞はすべて規則的な活用
- 낳다(生む) → 낳아요
- 넣다(入れる) → 넣어요
- 놓다(置く) → 놓아요
- 닿다(触れる) → 닿아요
- 빻다(粉を挽く) → 빻아요
- 쌓다(積む) → 쌓아요
- 찧다(穀物を搗く) → 찧어요
르変則活用
○語幹が「ㅡ」で終わっているもののうち、「르」で終わるものについては別の活用をする。
復習:아프다 ⇒ 「ㅡ」を取って「ㅡ」の前の母音と調和するよう「아요」をつける ⇒ 「아파다」
「르」で終わるものは「ㅡ」を取りさらに「ㄹ」を足す。
例:오르다
語幹末の母音「ㅡ」を取った「오ㄹ」に「ㄹ」を足して「올ㄹ」。陽母音か陰母音かは「르」の前の母音で判定する。「오」が陽母音なので「ㅏ요」を付け、「올라요[オルラヨ]」となる。
○語幹末が「르」であるものでも、르変則の活用をせず、아파다のような으変則活用するものもある。
- 語幹-ㅡ+ㄹ+ㅏ요/ㅓ요
- 부르다(呼ぶ) → 불러요
- 자르다(切る) → 잘라요
- 나르다(運ぶ) → 날라요
- 고르다(選ぶ) → 골라요
- 흐르다(流れる) → 흘러요
- 누르다(押す) → 눌러요
- 마르다(乾く) → 말라요
- 다르다(違う) → 달라요
- 빠르다(速い) → 빨라요
- 서두르다(急ぐ) → 서둘러요
- 게으르다(怠けている) → 게을러요
- 르語幹だが変則ではない語
- 따르다(従う) → 따라요
- 치르다(支払う) → 치러요
- 들르다(立ち寄る) → 들러요
ㄷ変則活用
動詞のみ。語幹末のパッチム「ㄷ」の後に母音が続くと「ㄷ」が「ㄹ」に変わる場合がある。
例:「듣다」に「ㅓ요」をつける。
「듣다」の語幹「듣」のパッチム「ㄷ」を「ㄹ」に変えて「들」、陰母音なので「어요」をつけ、「들어요」となる。
語幹-ㄷ+ㄹ+ㅏ요/ㅓ요
- 듣다(聞く) → 들어요
- 걷다(歩く) → 걸어요
- 묻다(尋ねる) → 물어요
- 싣다(載せる) → 실어요
- 깨닫다(悟る) → 깨달아요
- 긷다(汲む) → 길어요
- 일컫다(称する) → 일컬어요
語幹末が「ㄷ」の動詞でも、規則的な活用をするものもある。
同音異義語で活用の仕方の違うものが存在するので注意する。
語幹+ㅏ요/ㅓ요
- 걷다(まくる) → 걷어요
- 묻다(埋める・くっつく) → 묻어요
- 받다(受け取る) → 받아요
- 닫다(閉める) → 닫아요
- 얻다(もらう) → 얻어요
- 쏟다(こぼす) → 쏟아요
- 믿다(信じる) → 믿어요
- 뜯다(むしる) → 뜯어요
- 돋다(日が昇る) → 돋아요
語幹末がㄹパッチムで規則的に活用する語と아요/어요形が同じになってしまうことがある。
- 들다(持ち上げる、召し上がる、入る) → 들어요
- 걸다(かける) → 럴어요
- 물다(噛む) → 물어요
ㅅ変則活用
ひとつの形容詞と数個の動詞のみ。
例:낫다
後に母音が続くと「ㅅ」が脱落する。語幹の母音は陽母音なので「ㅏ요」をつけて「나아요」となる。
語幹-ㅅ+ㅏ요/ㅓ요
- 낫다(よい) → 나아요
- 낫다(治る) → 나아요
- 긋다(線を引く) → 그어요
- 븟다(注ぐ) → 부어요
- 잇다(つなぐ) → 이어요
- 짓다(作る、飯を炊く) → 지어요
語幹末が「ㅅ」でも規則活用するものが多い
語幹+ㅏ요/ㅓ요
- 벗다(脱ぐ) → 벗어요
- 빗다(髪を梳かす) → 빗어요
- 웃다(笑う) → 웃어요
- 씻다(洗う) → 씻어요
- 빼앗다(奪う) → 빼앗아요
- 솟다(そびえる) → 솟아요